半月板の損傷

整骨院からの紹介を受けてクリニックを受診した。歩行のための補助具を使っている人が多く通院していた。しばらく待っていると、名前を呼ばれて、院長先生の問診になった。痛い方の足を見せると、もう片方も一緒に見せて欲しいと言われる。比べて見て、腫れている様子を指摘された。問診の後すぐに検査が始まった。MRIは、時間がかかった。30分以上である。途中何度か眠りに落ちてしまったほどだ。終わるとレントゲンを撮った。すぐに結果が出て、院長先生からMRIの画像を見ながら説明が始まった。

院長先生:「前から見ると軟骨、半月板ともしっかり見ることができます。ところが後ろの方に行くと内側の半月板が3つに割れています。半月板の変性断裂です。」

私   :(「えー。どうしよう!」)

院長先生:「正座とあぐらはいけません。階段昇降とスクワットはやめてください。

     「1に筋トレが必要です。椅子に浅く腰掛けて足を伸ばして・・・」

私   :(それって寝たきりの人のための筋トレではないのでしょうか・・)

院長先生:「2ヒヤルロン酸の注射を膝に打ちます。」

     「3足底板を作って履いてもらいます。」

     「4薬を服用して痛みを和らげます。」

     「5リハビリを開始します。」

     「それでも難しい場合は、手術です。」

     「では、膝の水を抜き、続けてヒアルロン酸注射を打ちます。

      次回は○月○日に来てください。」

私    :(階段も歩けないのでは、仕事を続けることはできないのか・・・

      頭がぼーっとしてきました)

と、ショックが大きすぎる結果になりました。

整形のお医者さんにとっては、たくさんの診断の一つでしかないのでしょうが、

私にとっては一大事です。

仕事も今後の生活を彩るはずの趣味も、これは真っ白になってしまいます。

そう言えば、膝のことが書いてある本の広告を見たことがあるような気がすることを

思い出しました。ショックを受けながら書店へと向かったのでした。